強度を持たせる工夫(3)
紙の厚さはマイクロメーターで実際に計ることができます。
普通に利用されているコピー用紙はm四六の上質紙の55キログラムです。
厚さは約0.07ミリです。
ダンボールに利用されている紙はそれよりはだいぶ厚いことを多くの人は知っているでしょう。
つまり厚紙です。
多くの厚紙は、紙を製造するときの紙透の段階でより多くの紙を重ねて積層構造にしたものです。
そのため、手で握ると、なんだか弾力があるように感じられるでしょう。
ダンボールに利用される板紙は、ボール紙とよく呼ばれる紙の種類です。
ダンボールは、時に段ボールと表記されるように、このボール紙を段になるような構造にしたものといえます。
つまり丈夫な板紙で中芯となる波状に加工された紙を挟みこむことによって、厚さを増すと同時に、クッション性を持たせて、より強度を増しているわけです。
ダンボールはこうした作りによって通常の紙よりもずっと強度を持たせているのです。
ダンボールを手で引き裂くのは、相当な力を持っている人でなければ難しいでしょう。
それほど力のある人でも、ダンボールを3枚重ね合わせれば、ほとんど引き裂くことはできないでしょう。
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